非日常の世界へようこそ

クルーズ船、いわゆる豪華客船で鍼灸師として働くMITSによるブログ。船のことについて自由気ままに書いていきます。それが役に立つ情報なのか役に立たない情報なのかは受け取る人次第。このブログでは誰が何と言おうが自分が書きたいことだけを書いて行くブログですので過度な期待はしないでください。

ドリームジョブ?働きながら旅をする事が出来る職場

 世界中には今、たくさんの仕事があります。

その中で世界中を周りながら出来る仕事はどれだけあるのでしょうか。

 

しかも、行く先々が観光地である仕事はそう多くないのではないでしょうか。

 

 

同じ部屋で暮らしながら目が覚めれば毎日のように違う国に居て、

様々な都市、多種多様な港を巡る生活は世界広しと言えど、

他にはほとんど無いんじゃないでしょうか。

 

 

 

 

仕事と旅がワンセットになっている生活を送る事が出来る職場が豪華客船です。

 

 

 

 

今日はそんな夢のような場所で働くクルーである僕が船で働いている間にどのような場所へ行く事が出来ているのか紹介して行きます。

 

 

 

 

これからクルーズ船で働いてみたいと考えている方にとってはどんな生活が待っているのであろうか想像しやすくなるかと思います。

 

 

このブログに使っている写真はすべて僕が実際に訪れた場所で僕が撮ったものです。

 

 

つまり、船に乗れば実際に写真の場所へ訪れる機会があなたにも巡って来るかもしれません。

 

 

 

 

 

 

今回の記事では船での仕事ではなく、

仕事がオフの時の生活に焦点を当てて、

クルーがどんな経験をする事が出来るのかについて書いて行きます。

 

 

 


こちらは僕が初めての契約で乗った船、

ディズニークルーズのディズニーワンダーという船です。

 

 

 

乗る船が違えば、

船の大きさが違い、

乗客数やクルーの数も変わります。

 

 

そして、航路、船がどこに行くのかも変わります。

 

 

 

現状、クルーズ船で行けないのは北極のみで、

 

その他の大陸は南極も含めすべて船で行く事ができます。

 

 

 

 

多くの客船が航海しているは、

カリブ海とヨーロッパです。

 

 

特に10月から3月にかけてはカリブ海シーズンになり、

4-9月シーズンよりも多くの船がカリブ海へ行きます。

 

 

 

 

 

クルーがオフの時間に何をしているのかというと

ゲストがバケーションでやる事と同じです。

 

 

 

ビーチに行って、

バーに行って、

ショッピングに行って、

街を観光して、

コーヒーショップやレストランをいろいろと回ったり。

 

ツアーに参加したりもします。

 

たまにオーバーナイトと言って、

船が一晩を同じ港で過ごす事があり、

 

その時はクルーは夜の街へ出掛ける事も出来ます。

 

 

 

行く港が違えば出来る事はもちろん違います。

 

 

 

 

みなさんがクルーズでのバケーションでイメージしやすく一度は行ってみたいと思うのはカリブ海なんじゃないかなと思います。

 

 

 

という事でカリブ海の写真を少々

 

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The ビーチ、The バケーションという光景を見ることが出来ます。

 

ちなみにスカイダイビングなんかも出来たりします。

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カリブ海クルーズでは毎週のように写真のようなビーチへと行くことが出来ます。

 

人によっては何て素敵な生活だと思うかもしれません。

 

 

 

が、僕は飽きました笑

 

大抵の人は毎週のようにビーチに行ってると3ヶ月あれば飽きるんじゃないかと思います。

 

カリブ海クルーズで鍼灸師として働くとそれが7ヶ月続きます。

 

 

 

 

そんな僕が何度でも行きたいと思い、

実際に何度も訪れていて未だ飽きないのが、

アラスカクルーズ

 

なんだかんだ5回の契約の内、

3度アラスカに僕は来ています。

 

 

ということでアラスカの写真も少々

 

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場所が違えば見れる景色、

出来ることが大きく違います。

 

 

写真を見ての通りアラスカでは大自然に触れることが出来ます。

 

 

海より山が好きな僕には最高な環境です。

 

そして食べ物が、

特に海鮮が最高に美味しいです。

 

 

 

 

他にも航路はたくさんあります。

 

 

いろいろな街を訪れる事が出来て、

たくさんの歴史的建造物を見る事が出来るのは、

ヨーロッパクルーズ

 

 

 

 

写真はこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、言いたいところですが、

 

僕はまだ船でヨーロッパに行った事が無いので写真は無いです。

 

 

ヨーロッパへはバケーション中に個人的に行った事があるのでそれはまた別の機会の記事で紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 

もう1つ僕が経験したことのあるクルーズがあります。

 

 

それはオーストラリアクルーズ

 

 

オーストラリア発着のクルーズで、

 

オーストラリア、ニュージーランド、バヌアツやニューカレドニアといった南太平洋の島々をめぐるクルーズです。

 

 

個人的にはニュージーランドやオーストラリアは将来の移住先に本気で考える程気に入ってる国なのでこのクルーズも好きです。

 

 

ただ、仕事としてはもういいかなと思ってます。

 

でも、お客としてなら絶対におすすめ出来るクルーズです。

 

 

 

 

ということで写真をいくつか

 

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オーストラリアクルーズではシドニーメルボルンといった大都市を周る事が出来、

 

さらにバヌアツやニューカレドニアといった南の島へも行くので都市の楽しみとビーチの楽しみの両方を楽しむ事が出来ます。

 

ニュージーランドクルーズはアラスカと似た大自然も広がっているので、

 

カリブ海クルーズとアラスカクルーズのいいとこ取りをすることが出来るクルーズとなります。

 

 

その点でオーストラリア発着のクルーズは生活を充実させるのにはとっても良いクルーズだと言えます。

 

 

 

毎回自分でどこへ行くか決める事が出来るわけではありませんが、

 

 

豪華客船で働くと写真のような場所へ仕事をしながら行く事が出来ます。

 

 

 

まさにドリームジョブと言っても良いのではないかと思います。

 

 

 

まとめに

 

 

 

今までの記事で書いて来た通り、

クルーズ船での生活は大変です。

 

 

しかし、人によってはそれを上回る楽しみが待っているのも確かな事実としてあります。

 

 

 

 

世界中を旅したいと思っている人にとっては選択肢の1つとして考えてみるのもよいのではないでしょうか。

 

 

 

 

今後も船の良いところ、

そして悪いところも含めて、

いろいろと紹介して行きます。

 

 

 

興味がある人は是非他の記事ものぞいて行ってください。

 

 

 

MITS

 

豪華客船で働くことを決めるその前に知ってもらいたいこと

職場を決める時、

あなたにとって大切な事はなんですか?

 


給料が良い事ですか?
休みがしっかり取れる事ですか?
待遇が良い事ですか?
人間関係が良い事ですか?
労働環境が良い事ですか?

 

 

このブログへ来てくれた人の中には豪華客船で働いてみたいと考えている方が多くいるのではないかと思います。


しかし、豪華客船で働いている日本人の数がまだまだ少ない上に情報発信をしてる方が少ないのであまり情報収集が出来ていない方がほとんどかと思います。


僕も船に乗る前の情報収集には苦労しました。

そして、情報が少なすぎたので考えるのをやめました笑

 

ネットで情報を集められたとしても船の良い事ばかりですし、

説明会などに行っても大体悪い事は言わないでしょう。

 

まあ、それは豪華客船の仕事だけに限らない事ですが。

 

 

 

 

 


僕自身も豪華客船の仕事の良さについての記事を書いて来ました。

 

鍼灸師として豪華客船で働くという選択 - 非日常の世界へようこそ

豪華客船で働くクルーが教える船で働くメリット - 非日常の世界へようこそ

 若手鍼灸師こそ豪華客船に乗れ - 非日常の世界へようこそ


そして、船に乗りたいです!という方から連絡をもらう事が増えて来ました。

 

みなさん、豪華客船での仕事に憧れを抱いているように思います。

 


しかし、

あなたは、


「豪華客船って夢みたいな職場だ!ここで働きたい!」と幻想とも言える思いを持ってしまい、
実際に働き始めて理想と現実の違いに打ちのめされて仕事を辞めるという選択をする人もいるという事を知っていますか?

 

苦労して船に乗ったのに1、2ヶ月で船を降りる選択をした人を僕は直接見て来ました。

苦労してお金と時間をかけて乗ったのにあまり良い思い出がないまま1度目の契約を終え、
2度と船に乗らないと言って船の仕事から離れる人を見てきました。


あなたには船という職場がどれだけ大変な職場なのか理解出来ていますか?

 

契約の期間は、基本毎日仕事があります。

職業によって違いますが、
7〜9ヶ月毎日仕事があります。

週休2日、祝祭日休みなんてありえません。


労働時間も1日10-12時間は当たり前。

夏休みも冬休みもお盆休みも正月休みもゴールデンウィークもシルバーウィークもありません。

 

よっしゃ、今日は半日休みだ!

とスパメンバーにとっては嬉しく思う日でも6時間は働きます。

 

週の労働時間は60時間以上が当たり前です。

これでも労働環境が良くなった方で、
昔はもっと大変だったらしいそうですが。

 

特にスパメンバーは、契約が終わりに近づくにつれ身体の不調を訴える人が増えていきます。

 

多いのは、腰痛、手首の痛み、偏頭痛、生理不順、船酔い


ストレス太りで契約の初めに比べて船を降りる頃には体重が10kg増えたなんて事もよくあります。


6ヶ月〜9ヶ月の契約を終える頃には身体はボロボロになります。

 

給料だって、
時給換算して仕事の大変さから考えれば、
日本で働く方が船で働くより良いんじゃないかと思います。

 

鍼灸師に関して言えばそうとは限りませんが。

 

 

それでも魅力的な仕事である事には変わりないので何年も船で働くクルーが居るのも事実です。

 


豪華客船とは接客業です。

人と接する事を避けては仕事になりません。

 

そして、船に乗る前の鍼灸師の方がおそらく一番理解していないのが、

豪華客船での鍼灸師の立ち位置はドクターでありながら、
スパで働くメンバーの1人であるという事です。


これを言っても、


ん???

それが???


という反応な方がほとんどなんじゃないかと思います。

 


船で働き始めてから実際に苦労していろいろな失敗して初めて僕が言ってる事をやっと理解する事が出来ると思うので文字だけで本当の意味で理解する事は難しいかもしれません。

 

僕が言いたい事を簡単にいうと、

自分本意の治療だけをしていては患者さんの信頼を得る事が出来ないし、
自分勝手な行動を取って居るとスパで孤立していきますよ。
そして、船での生活が辛くなって行きますよ。


って、事です。

 

 


個人的な思い込みかもしれませんが、


豪華客船で働くという選択をする人は、
それだけでもう世間一般と感覚がズレてるような気がします。

だからか良くも悪くも船には変な人が多いです。

 

さらに、鍼灸師という職業を選ぶ人も世間一般とは感覚がズレている人が多いように思います。

 

つまり、

鍼灸師になって、豪華客船で働くという選択をする人は世間一般からすればだいたい奇人変人変態の類なんじゃないかと。

悪口じゃないですよ〜
良い意味で奇人変人変態ってことも含めていますので。
悪い意味も含めてますけど笑

 

 

僕も自分自身がまともな考え方を持ってるとは思ってないですし、
客観的に見れば頭のネジが2、3本飛んでいる自覚もあります。


だからこそ、
船での仕事を4年も続けていられるのかなって思ってますし。


それでも他のスパセラピストからすればかなりまともな鍼灸師だと捉えられています。

 


まあ、それは他の鍼灸師が輪をかけてぶっ飛んでるからみたいですけどね。

 

 

スパの友達から他の鍼灸師の話を聞いてると正直軽く引くレベルです。

普通に考えればやらないであろう事を平気でやってます。

どんな話かはここでは書けないレベルなんで自粛しますが。

 

 

スパという職場は、
コミュニケーションスキルが大切です。

 

同僚と良い人間関係を作れない鍼灸師は苦労すると思います。

 

女ばかりの職場で働くという事、

豪華客船のスパで働きたいという方はそこのところをよく考えてください。


スパ以外の仕事で豪華客船で働こうと思っている方は逆に男ばかりの環境で生活する事になるという事を頭に入れておいてください。

 


すべての人に共通して言えるのは、

最初の1、2ヶ月は必ず苦労します。


その苦労を乗り越えた先に新たな苦労が待ってます。


そして、4ヶ月を超えた所で生活が楽しくなり、

5ヶ月を超えた所で身体と心の疲れがピークに達し、

契約が終わりを迎える7〜9ヶ月頃には刑期が終わりに近づく牢屋に閉じ込められてる人の気持ちがわかるくらいにバケーションが待ち遠しく感じます。

 


僕は最初の契約の7ヶ月が1年以上あったんじゃないかと思えるほど長く感じました。

 


つまり、一番最初の契約はいわば修行みたいなものです。

もちろん、楽しい思い出もたくさん出来ます。

しかし、その何倍もの苦労が待ってます。

 

本当の船の楽しみを知れるのは2回目の契約以降だと個人的には思ってます。

 


だから、本当に強い意志が無ければ船で働く事をオススメしません。

 

豪華客船で働く事をゴールにせず、
さらにその先のステップへ進む為の踏み台として船で働く形が一番良いと思います。

実際、僕もそうですし。


修行だと思えば船での苦労を乗り越えて行けますので。

 


これから豪華客船を目指す方は、
船の良い所だけを見るのではなく、
大変であろうこともしっかり考え、
さらにその先、
船の仕事を辞めた後まで考えて船で働く準備をするのが一番良い形なんじゃないかと僕は思います。


そうすればきっと船での生活を楽しむ事が出来、
あなたの思い描く理想に近づけますよ。

 

どんなものにも表と裏、
闇と光があるということを忘れずに、
そしてそれらすべてを楽しむ気持ちを持って豪華客船という道を選んでくれたらと思ってます。


MITS

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豪華客船に乗る鍼灸師に必要な心構え

年々、豪華客船に乗る日本人鍼灸師が増えています。

 

約4年客船で働いている身からすれば、
嬉しい限りです。

 

初めて鍼灸師が豪華客船で働き始めたのは2004年


10人の鍼灸師が始まりでした。

 


きっかけは、

豪華客船で働いているとあるオフィサー(要職の人)が坐骨神経痛を患い、
それが鍼で治った事に感銘を受け、

こんなに素晴らしい治療なら是非に船でも

という事で鍼灸師が豪華客船での仕事を得ました。

 


最初の10人の鍼灸師のうちの2人が、

今の僕のボスです。

 


船での仕事内容は、


治療、集客、治療室の掃除管理、レシートの作成

と一般の職場と大して変わりません。

 

雑用が少ない分仕事量はむしろ少ないです。


受付やマネージャー、他のセラピストがいますので、

1人で開業してやるよりよっぽど楽だと思います。


確定申告や税金対策なども無いですし、

クリニックの雇われ鍼灸師より自由度が高いけど、

個人事業主より事務作業が少なく、

なおかつ個人開業しているかの様に働く事が出来ます。

 

書いてるとなんて恵まれた環境なんだと改めて思います。


労働時間は週52時間と契約ではなっていますが、
基本的にスケジュール管理は自分で出来るので、
休みも自分でコントロール出来ます。


まあ、仕事で結果を出せてなかったり、
初めて船に乗ってすぐの頃はマネージャーにスケジュールを管理されることになりますが。

 

忙しい船に乗れば好きなように休みの時間をコントロールしても治療数が多いので
それに伴い労働時間が増え、
僕の場合週60時間くらいは働いてます。

基本契約中毎日働きますが、
作ろうと思えば1日休みも作れます。

 

 

でも、給料は歩合制なので、

治療数が多ければ
働けば働くほど給料が増えるので、

特に不満は無いです。


もともと日本で働いてた時は仕事を掛け持ちしてたのもあって、

週80-100時間働いてたので、

これくらいは僕にとっては全くキツくないですね。

 

 

そんな船での仕事ですが、

勝手が違う分、

陸のクリニックで働いているのと同じ様に働いていてはうまく行かないことがあります。

 


根本的に考え方を変えないといけない部分も出てきます。

 

ということで本日の本題


船で必要な心構えを紹介していきます。

 

 

 

1. 日本の常識を捨てよ

そもそも豪華客船という場所は日本ではありませんので日本の常識が通用するはずがありません。
しかし、人間誰しも行動を起こす基準は無意識に自分の常識から成り立っています。
船に乗ってすぐは勝手の違いに戸惑うことでしょう。

 

2. とりあえずやってみよ

船の生活がうまく行かずに辞めて行く人、
長続きしない人は、大体自分の殻に閉じこもって何もやろうとしない人です。
せっかく世界に出てるんだからとりあえず何でもチャレンジしたらいいんです。
そうすれば周りがよく遊びに誘ってくれて楽しい船の生活を送る事が出来ます。
生活が楽しくなればポジティブになり、
良い運気が巡り、仕事の調子も上向きます。

 

 

3. とりあえず何でもいいから話せ

船に乗る日本人鍼灸師には留学経験の無い人が多いでしょう。
頑張って英語の勉強を日本でして面接に受かって、やっとの思いで船に乗った。
そんなあなたにまず待ち受けているのは、周りの話すスピードが速すぎて何を言っているか聞き取れず、一体今まで自分は何の勉強をしてきたのかという絶望感です。
ちょっと誇張しましたが、
半年間の留学経験があってある程度英語が話せる様になっていた僕でも
初めのうちは会話の3割聞き取れれば良い方というレベルでした。
僕が習ったのはアメリカアクセントで、
船の英語はブリティッシュアクセントだったのも多少関係してますが、
それでもいきなり英語のみの職場に入って日本語で話すのと同じように仕事をするのは無理です。
ですが、だからこそ、言いたい。
とにかく英語を話せと。
話さないと上達などしません。
寝て起きたら流暢に英語が話せる様になったなんて奇跡はまず起こりませんので。

 

 

4. 働いている場所がSPAであるということを忘れるな

たまに勘違いしている鍼灸師がいます。
確かに僕らはドクターとして船でSPAで鍼治療をしています。
しかし、SPAで働く以上ゲストを満足させるというのが最低条件です。
どんなに効くからといってもゲストが満足できない治療をすれば苦情に繋がります。
つまり、刺激量の強い治療をする際はしっかりとコミュニケーションを取ってゲストに理解してもらわなければなりません。
さもなければゲストより治療が痛かったと不満がマネージャーもしくはゲストサービスデスクへ行き、治療費の返金ということになりかねません。
実際僕にもありました。
鍼なんだから痛くて当たり前と思う方もいるかもしれません。
しかし、ここはSPA、そして日本ではありません。
その事を常にお忘れなく。

 

 

5. 初回の契約は修行だと思え

今現在、僕の働いている会社は10を超えるクルーズ会社、160隻を超える豪華客船にSPAを入れています。
そのうち鍼灸師が乗っている船の数は110隻ちょいです。
それだけ船の数があれば、
忙しい船と忙しくない船がある事は予想出来るでしょう。
その通りです。
忙しくない船に乗ればビジネスは厳しいです。
大体の場合日本人鍼灸師はビジネスの厳しい忙しくない船に初回の契約では乗せられます。
2度目からは自分である程度選ぶ事が出来ますが、
1度目の船はまず思う様に行かないでしょう。
イメージしていたクルーズ生活とのギャップに不満を抱き辞めていく鍼灸師もいます。
そうならない心構えとして、
初回は修行だと思って耐え、もがき苦しんでください。
その経験が必ず後の船生活に、
後の人生に活きてきます。
船は楽して稼ごうという人向きではありません。
本気で成長したい人にはもってこいの職場です。

 

 

6. いつやるの?今でしょ!

1クルーズの長さは乗る船によって違います。
しかし大体が10日以下のクルーズです。
治療をオファーする際にはなぜこのクルーズ中に治療を受けるのかをゲストに理解してもらわねばなりません。
船を降りてから鍼治療を受けようと思ってもらうのではなく、
今ここで治療を受けてもらうのです。
これは他の職業にも言えます。
そしてそれは僕ら自身にも言えます。
豪華客船に乗っていれば色々な国、
色々な街へ行く機会に恵まれます。
各国の文化に違いがある様に各港町にも特色があります。
もちろん港でできる事も違います。
せっかくの機会ですので出来る事全てやって船の生活を楽しんでください。
お金は貯めるよりも経験に使ってしまった方が良いですよ。

 


7. 船で近づいてくる女はビッチ、男は女たらしだと思え

これは極論かもしれません。
もちろん素晴らしい女性、
人間性の優れた男性がいるのも確かです。
しかし、船では一時の快楽に身を落とす者が多くいることも確かです。
男女が共に過ごせば恋愛感情が生まれるのは自然な流れ。
船で人生の伴侶に出会う方もいます。
しかし、大半は船に乗ってる間だけの付き合い。
船を降りると共に関係は解消。
母国に彼氏彼女、奥さん旦那さんがいるけど、
船での関係は別と割り切って男女の関係を持つ人が多くいるのが豪華客船のクルーの現状です。
それで良いという方もいるでしょう。
選択は自由です。
しかし、本気で恋をしてしまった相手がそんな相手だと報われません。
報われない恋をして傷ついてきた友達を何度も見て来ました。
船で働く間は相手との距離感を見極める事が大切です。
外国の人達のアプローチはとても積極的です。
日本男子も見習うべきだと思うくらいです。
そんな熱烈なアプローチを受けて最後には捨てられる。
絶対とは言わないが、その確率が高い事は常にお忘れなく。
船で出会い結婚まで行くカップルはきっと5%もいないですよ。
特にイタリア人には注意です。
逆にオランダ人は誠実な人が多いですよ。

 

 

8. 船の仕事はビジネスだ、時には情を捨てよ 

会社やスパマネージャーからの鍼灸師の仕事への評価はどれだけ良い治療をしてゲストを満足させたかではありません。
どれだけ売り上げたかのみです。
ここはビジネスの世界です。
お金を稼ぐ事に後ろめたさを感じているときっとストレスが溜まり、
最後には身体を悪くするでしょう。
それほどまでに豪華客船での仕事はお金に厳しく、ストレスフルな職場です。
しかし、視点を変えれば、
お金を稼げば稼ぐほど、ゲストへ治療をしたという事。
あなたの治療が優れていなければゲストは何度も治療を受けようとは思いません。
つまり、売り上げが良かったという事はそれだけ多くの人を幸せにする事が出来たということの裏返し。
患者の為を思い、時には心を鬼にして治療を勧めることも必要です。
なぜなら多くのゲストは自分の身体がどれだけ悪い状況なのかを理解しておらず、
今後どういう結果に辿り着くのかを考えたことすらありません。
それを変える事が出来るのが鍼灸師という職業です。
お金を稼ぐ事を恐れないでください。
売り上げが良いという事はそれだけあなたの治療が認められたという事です。
ただ、お金を稼ぐ事だけに走らない様気を付けてください。
"医は仁術なり"という言葉を常に忘れずに。

 

9. 郷に入っては郷に従え

それぞれの国地域町にそれぞれのルールがある様にそれぞれの船、スパにもそれぞれのルールがあります。
スパはマネージャー次第で大きく環境が変わリます。
マネージャーが白だと言えば黒も白に変わります。その逆もまたしかり。
いちいち自分の考えを前面に押し出して行動していれば必ず他の人の意見と対立します。
それが外国人とならなおのこと。
まずはその場の流れ、ルールに身を任せた上で自分の考えに従って行動するのが良いですよ。
そして、奥手な日本人は初めはびっくりするかもしれませんが、
船にはヨーロッパ系の人が多いので、
仲良くなった人との挨拶はハグに頬へのキスが当たり前。
片方の頬へのキスなのか両方の頬へのキスなのかは国によって違ったりします。
これらは基本異性への挨拶で、
男性同士では握手とハグのセットが多いですが、
仲の良いゲイの友達とは頬へのキスまでする事が多いです。
その辺の見極めも周りの行動を見て慣れていってください。

 

10. 仕事がうまくいかない時ほど休みを充実させろ

日本人は真面目な人が多いです。
他の日本人に比べたらそうでもないという人でも外国人に比べたら圧倒的に真面目です。
そんな人が陥りやすいのが、
船に乗ってなかなか仕事が上手くいかず自分を責め、
無駄に労働時間を増やし、
オフの時間は部屋に引きこもり、
1人でマイナス思考をぐるぐると巡らせ、
しまいにはストレスで体調を崩すというパターンです。
そんなあなたへアドバイス
とりあえず遊べと。
仕事が暇なら海でも眺めてボーっとしたらいい。
壮大な海とどこまでも広がる空を見上げたら小さな悩みなんて吹っ飛びます。
どんなものでも流れがあります。
流れが悪い時にいくら頑張っても一定以上良くはなりません。
それなら暇な時はパーっと遊んでリフレッシュしたら良いんです。
気持ちが上向くと仕事の流れも上向きます。
せっかく豪華客船という他にはない環境で、
毎日の様に違う国や港に行ける機会は今後そうそう無いと思います。
そんなまたとないチャンスに1人で閉じこもったてしょうがないですよ。
もちろん必要最低限の努力はするべきですが、
やる事やってダメなら気持ちを切り替えてパーっと遊ぶのが良いです。
特に初回の契約の方はそのことを肝に命じておくと船の生活がよりいっそう楽しめますよ。

 

11. 自分が働きやすい環境を整えろ

自分1人で出来る事には限りがあります。
すべてを自分1人でやっていては船ではなかなか厳しいものがあります。
重要なのはどれだけ周りの助けを得る事が出来るか。
自分が何もしなくても勝手に予約が入ってくる環境を整える事が出来れば自分はゲストの治療に集中するだけで良くなります。
そんな環境を作る為にはどうしたら良いのか考えましょう。
絶対条件はマネージャーと良好な関係を作り信頼を得る事。
飲ミニケーションはコミュニケーション。
同僚とお酒を飲む時間を作るのも関係を良好にする1つの手。
クルーズディレクターや他のデパートメントのトップと仲良くなって良いイメージを持ってもらえればSPA以外の場所で鍼灸をプッシュしてもらえます。
意外と盲点なのがメディカルセンター。
船にはメディカルドクターが乗ってます。もしもの時の急患の為です。
ごく稀に船の上で亡くなる方もいますし。
そんなメディカルドクターと良好な関係が作れれば彼らからゲストが回ってくる事もあります。
自分1人でプロモーションをするよりも周りが率先して鍼灸をプッシュしてくれる環境を整える事が出来たら仕事がかなり楽になりますよ。
マネジメントとはそういうことです。
豪華客船とはマネジメントを学び試すのに最適な場所と言えます。
これを理解して実践する事が出来ればもうどこでも仕事をしていく事が出来る様になるでしょう。

 

 

 

以上、船で必要な心構えを書いてみました。

 

 

豪華客船での職を得るのは難しくはないですが、
簡単でもないです。


せっかく頑張って船に乗ったは良いが、
なかなか上手くいかず悪い思い出しか残らず船を去って行く方もいます。

 


そんな人が1人でも少なく慣れば良いなと思い、
自分の経験から心構えをまとめてみましたが、

みなそれぞれ違う性格を持っている様に
必要な心構えも変わってくるでしょう。


上記にあげた事が全ての人に合っている訳ではないと思いますが、
これらを頭の片隅に置いておけばきっと船の生活を楽しめるようになると思います。
もちろん実行する事が前提ですよ。

 

もし、あなたが豪華客船での生活を一生の思い出に残る楽しいものにしたいのであれば、
是非上記の心構えを実践してみてください。

 

 

豪華客船生活4年目で、
誰よりもこの生活を楽しんでいるものより。


MITS

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若手鍼灸師こそ豪華客船に乗れ

 

鍼灸の未来に大きな希望を抱いている日本人鍼灸師はいったいどれだけいるのでしょう

 

鍼灸師の可能性がどれほど大きいのかを知っている若手鍼灸師はいったいどれだけいるのでしょうか

 
ふと、

 

そんな事を思う今日この頃。

 

 

 


日本は今、 

鍼灸院、接骨院、整体院などの治療院の数が日本全国にあるコンビニの総数より多いという、

言うなれば治療院過多の状況となっています。

 

みなさんも街を歩けば何件も治療院を目にすることが出来るでしょう。

 

開いては潰れを繰り返しています。

 

 

そんな中で生き残って行くためには何が必要でしょうか?

  

確かな技術と知識、
素晴らしいカスタマーサービス
患者さんに信頼される人間性

 


こんなものはあたりまえです。

  

むしろこれらがなければ是非治療家をやめて下さいと言いたいくらいです。

 

もともと治療家は稼げる人と稼げない人の差が激しい職業ですが、


今後はより顕著になると思います。

 

 

 


いわば茨の道

何も知らずに進めば傷だらけになり、

がんじがらめになり、

最後には志すら見失い、

細々とやって行くか、

治療家である事を辞めるかを迫られる時が来るでしょう

 


何も考えずに働いてたらお先真っ暗ですよ。

 

  

いやいや、


これからは高齢化社会だから鍼灸マッサージの需要が増えるから安泰でしょう!

 

と考えている方がいるかもしれません。

 

ばっさり行かさせて頂きます。

 

 
そんな考えを持ってるなら今すぐ捨てて下さい。
大甘もいいところです。

 


5年10年先は良くても、


20年30年先になったら


AI、ロボットにその立ち位置を取って代わられますよ

 

 

時代は変わりつつあります。


今まで通りが今まで通りいかなくなります。

 


そのような世界での我々鍼灸師の役割は一体なんでしょうか?


鍼灸師に求められるものが現在と未来では確実に変わって来ます。

 

 

 


それが何かを予測するヒントが、

豪華客船という職場にはあります。

 

 

ほとんどの船上鍼灸師はそんな事を考えてはいないと思います。

 

 

治療技術を磨ける。
経験を積むことが出来る。
英語漬けの環境で語学力を伸ばすことが出来る。
世界中を旅する事が出来る。
海外で働く事が出来る。
お金を稼ぐ事が出来る。
豪華客船という場所に憧れている。

 

 

 

 

多くの鍼灸師が船に乗る理由はそんなところでしょうか。

 

確かに間違ってません。

上記にあげた事全てが叶い得る場所が、
クルーズ船、豪華客船という職場です。

 

 

しかし、


豪華客船とはその程度の利点しかない場所ではありません。

自分の視点次第でその価値はさらに大きく変わります。

 


今、客船業界は年々その業績を伸ばしています。

各クルーズ会社が新しい船をどんどん作っています。

 

 

 

また新たな会社が客船商売に参入して来ています。

 

 

 

有名どころだとバージンアメリカ航空が、
来年よりクルーズ船のサービスを始めます。


すでに船は建造が進められており、
プロモーションも行われています。

 


同じように今後いろいろな会社が参入して来る事でしょう。

 

 

それだけ盛り上がっている業界ならば、
最新技術が取り入れられるであろうことは明白ですよね。

 


そして最新のマーケティングが為されていることも。

 


今後どの国が大きく成長して行くであろうか、
あなたは分かりますか?

 

 


この5年、10年は中国が台頭して来ました。

その成長に陰りが見え始めた今、

世界はその次へとすでに目を向けています。

 


ただ何も考えずに客船で働いていてはそんな事は見えて来ません。


しかし、


見るところを見れば、

今後の世界の向かう方向性

 

そして、鍼灸師の可能性を見る事が出来ます。

 

 

1度の乗船で僕が言っている事を全て理解し、
同じように物事を見れる様になるわけではありませんが、

2度、3度と乗る事で、


他の鍼灸師にはない視点と経験を得る事が出来るでしょう。

 

そうなればもうどこでもやって行けるでしょう。
若ければ若いほど将来の可能性が広がる事でしょう。

 

 

1度目の乗船は、

正直に言えば大変な状況に置かれる事になります。


もがき苦しみます。

思う様に結果が出せないなんて事は当たり前。

 

しかし、

それを乗り越えた先には大いなる可能性が見えて来ます。

 

 

独身だからこそ出来る事があります。

もちろん、理解のあるパートナーがいれば結婚してたって何でも出来ます。

 


多くの失敗が出来る20代

大きな挑戦が出来る30代

飛躍の時の40代

 

これから先の未来を見据えて行動を起こす為に何をしなければならないのかを考える時間とアイデアが転がっている豪華客船という職場は、


若手鍼灸師にとって、

やりがいがあり、

可能性があり、

他では得難い経験を積む事が出来る場所です。

 

 


実際にここで、

豪華客船で働いているからこそ、

 


今後より多くの若手鍼灸師


豪華客船という素晴らしき舞台へと

足を踏み出して欲しいと僕は思っています。

 

 

船には60代を超えた鍼灸師も働いています。

働き方は人それぞれですが、


若手にこそ大きな可能性が広がっている場所が豪華客船です。

 

 

1人でも多くの日本人鍼灸師に世界へ羽ばたいて欲しいと僕は思っています。

 


その第1歩として豪華客船はとても魅力的な環境です。

 

 

船には鍼灸師は1人です。


困った時に助けてくれる他の鍼灸師はいません。

大変な環境ではあります。

きっとたくさん苦労します。

 

しかし、

逆に言えば競合相手がいません。

自分次第でいくらでも可能性が広がります。

自分1人だからこそ、

持てる知識と技術を総動員してチャレンジする事が出来ます。

 

これほどまでにチャレンジに満ちた環境で、

大きなリターンが望めて、

失うものが無い環境は他には無いのでは無いかとすら思います。

 

乗ってダメだったら日本でまた鍼灸をやればいい。

 

一度乗りさえすれば肩書きで豪華客船でやってましたという事が出来る。


まあ、肩書きだけで、
大した技術も知識も経験もなく大口叩いてる人は僕は好きじゃないですけど。

 

 

"若い頃の苦労は買ってでもするもの"


その苦労は必ず今後の経験に活かされます。

 

 

これほどまでにローリスクハイリターンの職場はきっと他には無いと僕は思ってます。

 

 

書いてる自分自身でも思います。

 

乗るっきゃないでしょ!豪華客船!

 


前途ある多くの若手鍼灸師がこの道へと進む事を願っています。

 

 

MITS

 

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豪華客船で働くことのデメリットとは。

 

旅に出たい。
旅行に行きたい。
世界を見て回りたい。

 

 

 

でも、

 

お金がない。
時間もない。
1人で旅する勇気がない。

 

 

 

 


働きながら世界を周れたら良いのにな。
そんな都合のいい仕事なんてあるんだろうか。。。

 

 


はい、あるんです。

 

 

それが豪華客船という職場

 

 

働きながら世界を周れて、
なおかつお金が貯めれて、
さらに世界中に友達が出来る。

 

 


そんな夢のような職場が豪華客船

 

 

 


しかし、

 

良い事しかない話なんてそうそうありません。

 

 

 

 


どんなことにもメリットがあればデメリットがあります。

 

 

 

良い事を語るにはその反面にある悪い事を語らねばならないでしょう。

 

 


良い事だけを語っている情報には、
何か裏があるのが世の常です。

 


という事で豪華客船での仕事の裏側、
今日はどんなデメリットがあるのかを実際に船で働いているクルーの視点から紹介して行きます。

 

 


1. 労働時間が長い

 

これはデメリットと感じない人もいるでしょう。
僕もこれをデメリットとは感じてませんが、
多くの人はデメリットと感じるのではないでしょうか。


船にも法律が適用されます。
海の上の法律。

船員用の法律があります。


1日の労働時間は最長12時間です。

 

日本の労働基準法では8時間ですが、
その1.5倍ですね。

 

基本的に契約期間中は1日休みはありません。


毎日働きます。


労働時間は職種と日によって違いますが、
1週間で最長70時間と決められています。


どの職種がどのようなスケジュールで働いているのかはまた今度詳しくまとめてみようかと思います。

 

 


2. 拘束期間が長い

 

これも職種によるのですが、
今まで出会った日本人クルーは大体契約期間が長い職種の方でしたし、
ほとんどの職種の契約期間は6ヶ月以上なので十分に長いかと思います。


ちなみに鍼灸師の契約期間は7ヶ月ですよ。

 

 


3. 常にストレスフルな環境での生活を送ることになる

 

同じ職場で同じ人と仕事をし、
私生活でも同じ人達と生活を送る。


ほとんどのクルーは相部屋なので一人きりになる時間を作れることも少ないです。

 

常にみんなと良い関係を作れる人はそうそう居ないと思うので少なからずそれがストレスになることでしょう。


小さいストレスでも積み重なれば大きなストレスとなりえます。
常に合宿をしているようなものだと考えてもらえれば良いかと。


それが良い経験をもたらすこともありますが、
その逆もまたしかりです。


短期間なら良いですが、
長期間になると話は別です。

 

ストレスは人の成長の助けとなりえますが、
問題を引き起こすきっかけとなりうることもありえます。


何事もバランスが大切です。
船とはそれが崩れる可能性が大いにある環境です。

 


4. 言語の壁、文化の壁、食事の壁がある

 

こんな壁は簡単に乗り越えていく人はたくさんいます。


しかし、乗り越えられず船で働き続けることが出来ず辞めていくもの、
契約を終えたとしても悪い思い出しか残らず1度だけで船の仕事を辞める方がたくさんいることも確かです。

 

日本食しか食べられないという人にはまず無理でしょう。


異文化を受け入れられない人には難しいでしょう。


英語が思うように話せないからといってコミュニケーションを取って語学力を上達しようとしない人には船の仕事を得れたとしても長続きしないでしょう。

 


5. 母国の人達との人間関係が変わる

 

変わらない人もいるでしょう。


しかし、半年も街を離れれば色々な変化が起こります。


国に戻ると浦島太郎状態になることがあります。


船ではネットの接続が遅い上に料金が高いので日本で暮らしているように情報を収集したり友達との関係を保つ事は難しいです。

 

それに、一度豪華客船という別世界を経験してしまえば少なからず物の見方が変わります。


物の見方が変われば考え方が変わります。

たとえ、家族や友達が変わらなくても自分が変わってしまえば人間関係に変化が出てくるのは仕方のない事です。

 

良くも悪くも。

 

長く船の仕事を続ければ続けるほど、
疎遠となる人の数が増えてしまうことになるでしょう。
その分新しい出会いがあって、交友関係が広がる事が大いにありますが。

 


6. 家族や友達の大切なイベントに参加出来ない

 

運が良ければ参加する事は出来ます。


しかし、

半年以上家に帰らなければ、

結婚式やお葬式など特別なイベントに参加出来ない確率は高くなるでしょう。

 

僕も両手で数えきれないほどのイベントを逃して来ました。

 

それはもちろん日本に住んでいても起こりえますが、豪華客船へ働きに出ればその数は間違いなく増えるでしょう。

 

どうしても逃せない大切なイベントには逆算して契約を調整して参加する事も可能ですが、
逃す機会の方が多くなるのは確かでしょう。

 


7. 同じ日々の繰り返しに飽きる

 

これはどこに住んでいても起こり得る事でしょう。
しかし、船では出来ることの制限がある上に同じ航路を繰り返していると毎回同じような日々を送ることになります。


1度目の契約は色々な事を学ばなくてはいけないので飽きている暇はないでしょう。


しかし、2度3度と繰り返していくうちに同じ日々の繰り返しに嫌気がさしてくる事も確かです。


港へ出てリフレッシュする事も出来ますが、
それにも限度があります。


都市で暮らしているように色々な選択肢があるわけではないのです。

 

経験として数年船で働くのはとても良い経験となるでしょう。


しかし、

 

5年、10年と続けて行ける人はなかなかいないのではないでしょうか。

 

特に鍼灸師は仕事内容と志の葛藤に悩む事になると思うので長く続けるには向いてない職場かと思います。

 


8. 契約の終わり頃には心身共に疲れ果てる

 

たぶん大半のクルーメンバーは契約の終わり頃に疲れ果てれ何かしらの問題を抱える可能性が高いです。

 

長期間長時間働いていていれば当たり前と言えるでしょう。


クルーメンバーはみなハードに働いています。


足腰に問題が出る人もいれば、
免疫系に問題が出る人もいます。
ホルモンバランスの不調を訴える子も多いです。
不眠を訴える人も多いです。


Spaは特にストレスが溜まりやすい環境なので、
ストレスが原因で様々な失調を引き起こします。
ストレス太りで契約の最初と比べ10kg近く太る子も多いです。

 

船には鍼灸師は1人です。
つまり自分を治療してくれる人はいません。
マッサージを受ける事は出来ますが、
それはリラクゼーションのマッサージなので問題を治してくれるとは限りません。


なのでどれだけ自分の体調管理が出来るかがとても大切になります。


豪華客船は自己管理が出来ない人には大変な職場です。

 

 

9. 家族や恋人、仲の良い友達と長期間会えない

 

それを苦と思わない人もいるでしょう。
僕もその1人です。

 

しかし、それを苦と思う人はたくさんいるのではないでしょうか。

 

特に結婚をしてパートナーや子供がいる人、
大切な恋人がいる人にとっては長期間会えないのは大変なものでしょう。

 

 

 

 


どんな職場でもメリットとデメリットがあるように豪華客船で働くのにもデメリットがあります。

 


しかし、

個人的に想うのは、

 

 

豪華客船で働く経験は人生においてかけがえのないものとなるでしょう。

 

将来の伴侶と出会う可能性もあるでしょう。


船での経験は自信を与え、
どこでも生きて行ける自信を得る事が出来るでしょう。

 

ストレスは人を成長させます。
豪華客船でのストレスは大きい分、
人として大きく成長させてくれます。


鍼灸師にとっては自分の培って来たもの、
学んで来たものを実践するよい経験の場所となります。

 

なので経験を欲する若い鍼灸師には是非とも挑戦して欲しい舞台です。


海外で働くことと豪華客船で働く事は似て非なるものだと僕は思っています。


船という職場は世界中どこを探しても他には無い職場です。

 

だからこそ挑戦しがいのあるものだと思いますし、
その経験が将来必ずどこかで活きてくる事でしょう。

 


僕は貯金ゼロ
むしろ借金がある状態で船に乗る決断をしました。

船に乗る頃にはさらにその借金が50万円近く増えていました。

 

 

当時の僕の年齢は22歳です。

鍼灸師の免許を取ってから1年半です。

そんな経験の少ない若造でも出来た事です。

 

やると決断して行動すれば豪華客船で働く事は難しく無いでしょう。

もちろんたくさん苦労をします。


僕の恩師は、
"若いうちにたくさん苦労をしなさい。そうすればきっと将来起こる大変な事を楽に乗り越える事が出来るよ"
と教えてくださいました。


若いうちから楽な方へ逃げていては将来もっと苦労する事になるかもしれませんよ。


苦労を苦労と思わない人こそ、
人生を楽しめる人で、
成功する者だと僕は思います。

 


特に将来海外挑戦を考えている鍼灸師には是非とも豪華客船という舞台に挑戦して欲しいものです。


そこにはデメリットを凌駕するたくさんのメリットが待っていますよ。


Mits

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豪華客船で働くクルーが教える船で働くメリット


世界中でバケーションの選択肢として、
旅の一つの形として、


ここ数年めまぐるしい成長を遂げているのがクルーズ旅行。

 

 

 

日本に寄稿する船の数が年々増え、
テレビやネットニュースにも取り上げられる機会が増えてきた豪華客船ですが、

 


あなたは、そこで働くことを考えたことがありますか?

 

 

 

かれこれ3年半ほど豪華客船で働いて来ましたが、
その中で日本人クルーと出会う機会はほとんどありませんでした。

 

 

世界各国、多いときには50カ国以上からクルーメンバーが集まる船で働いて来ましたが、


その中で日本人は少数派、居ても2、3人、
むしろ自分が船での唯一の日本人という事の方が多かったです。

 

 

 

大きな理由の一つにクルーズ会社のほとんど海外の会社で、

 

日本人からしたらどうやってそこに就職すればいいかわからない、

 

むしろ豪華客船で働くという選択肢がある事すら知らなかった人がほとんどなのではないでしょうか。

 

 

 

かく言う僕も実際に船に乗る1年前までは、
豪華客船で働くなんて考えたことも無かったし、
そんな仕事があるなんて想像すらしてませんでした。

 

 

今後、日本クルーズが増えるとともに
日本人クルーを求めるクルーズ会社が増えてくるように思います。

 

まあ、中国人をターゲットとしている会社が多いので、
日本人の大量採用が期待できるわけでは無いように思えますが、


それでも日本人が豪華客船で働く道と
日本人が働けるポジションの幅は以前より広がったのではないかと思います。

 


そこで今日は実際に豪華客船で働くクルーの視点から船で働くメリットをご紹介して行きます。

 

 

1. 仕事をしながら色々な国、いろいろな都市に行ける

 

何と言っても一番のメリットはこれでしょう。

世界を旅したい人にとってはとても魅力的だと思います。


それに港に寄っている間は友達と街を回る事が殆どだと思うので、
そうそう危ない目に会うことはありません。

 

旅をしたいけど1人じゃ心細いという人にはもってこいでしょう。

 

乗る船の航路によってどこに行けるか、
どれだけの数の国を周れるかは大きく変わって来ますが、

 

3年くらい船で働いてるクルーは平均40カ国くらいは周ってると思います。

僕は現在40カ国ちょっとですが、
これでも他のクルーからしたら少ない方かと。

 

 

 

2. まとまった休みが取れる

 

一度船での仕事が始まれば4-9ヶ月、
職種によって契約が何ヶ月になるかは変わりますが、平均半年間は船に拘束される事になります。


代わりに、契約が終わったあとは2-3ヶ月の休みが取れます。

 

僕の場合(鍼灸師の場合)は自分でバケーション期間を決めれるので、もっと長い、逆に短いバケーションを取る事も可能です。


このまとまった休みの間に旅行をしたり、
家でゆっくりしたり、
好きに時間を過ごすことが出来ます。

 
3. 貯金が出来る

 

船の上では衣食住のうち、
食と住が保障されているので、
港で贅沢しない限りお金を使う機会がそもそもあまりありません。

 


やろうと思えば1ヶ月1円も使わず生活する事も可能です。


まあ、船のバーで飲んだり、

ネットを使うためになんだかんだ出費は出るのですが、


それでも普通に暮らしてたまに外食しても月3万円も行きません。
なのでショッピングで浪費しない限りまとまったお金を貯める事が出来ます。

 

 


4. 世界中に友達が出来る

 

世界各国からクルーが集まってくるので、
その分世界中に友達が出来ます。

 

船を降りた後も交流すれば、
彼らの国に行ったり、
彼らが日本に来たりなど、
日本に住んでいてはなかなか出来ない交流をする事が出来ます。


僕は友達の住む国に結構遊びに行くのでそこのローカルな生活に触れる事が出来、
それも一つの豪華客船で働く事のメリットなんじゃないかなと思います。

 

それに行く先々の国に友達がいれば旅がもっとしやすくなりますし。

 

 

 

5. 自分の次のステップへの準備期間、キャリアアップへの布石になる

 

船に乗った後に大学へ進学したり、
大手企業に就職したり、
会社で良いポジションの位置に就職するクルーメンバーは結構な数います。


豪華客船は基本的に5星のホテルのようなものなのでそこで働いていたというだけである程度のステータスになります。

 

船で働きお金と経験を貯めて次の目標に向かう為のステップとする事が出来ます。


長いバケーションが将来のことをいろいろと考える良い機会にもなりますしね。

 

 


6. いつまでも記憶に残る非日常な経験といつまでも縁が続く深い出会いを得る事が出来る

 

船とは狭い社会です。

 

毎日同じ人と過ごし、

同じ場所で生活し、

同じ経験を得る事が出来ます。

 

それが煩わしくなったりもしますが。


よくクルーメンバーが言うのは、
船での1年は陸地での10年にも相当するくらい濃い時間だということ。

 

そんな中で出会った友人は一生の友となります。

 

 


7. ネット社会の束縛感から抜け、自然の中で暮らすように余計な情報が入らない

 

今の世の中はどこに行っても大量な情報が日々入って来ます。

 

それら全てを拒む事は陸地で生活していると難しいでしょう。

 

しかし、船の上はネット代が高いこともあり、
余計な情報があまり入って来ません。

 

完全にシャットアウトすることもできます。

 

もちろん自分から情報を集めることは可能ですが、陸地に比べると絶対的な情報量は少なくなります。

 

そのおかげで自分と向き合う事が出来ます。

 

 

外からの刺激が無い分内側へと意識を向ける事が出来ます。

 

自分の内面を知る良い機会になりますし、

情報過多の生活に疲れた人にはちょうど良い環境なのかもしれません。

 

 

 

8. いやでも英語が上達する

 

船の中の共通言語は英語です。

 

つまり日常から英語を話す環境、
話さないといけない環境になります。


英語が話せなければ仕事になりませんので。

 

 

最初はたどたどしい英語しか話せなかったとしても船で働いて行くうちにどんどん英語が話せるようになります。


僕は今では英語を話す事が全く苦ではなくなりました。

むしろ日本語で話すより楽に感じます。


高校生の頃将来英語なんて絶対使わないと思って勉強せずテストで赤点を取っていた自分からは想像できないほどの上達ぶりです。


もちろん英語を流暢に話すためには船に乗った後の個人の努力が必要ですけどね。

 

 

 


船では何の職種で乗るかによってライフスタイル、給料、労働時間が大きく変わってくるので、
メリットとデメリットが変わって来ます。


今回紹介したのは、大部分のクルーメンバーに当てはまるものではあってもすべてのクルーメンバーに当てはまるものではないと言うことを忘れずにいてください。

 


今日は豪華客船で働く事のメリットだけをあげましたが、

デメリットももちろんあります。


なので次回はデメリットについて書こうと思います。

 


個人的に思うのはデメリットを超えてあまりあるほどメリットの方が大きいんじゃないかなと。

まあ、どう感じるかは人それぞれですけどね。

 

MITS

 

アラスカは、スカグウェイより

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鍼灸師として豪華客船で働くという選択

 

こんにちは!

鍼灸師兼旅人として世界を周っているMITSです!

 

仕事の舞台を陸地から船上、海の上に移してから3年半が経ちました。

 

 

 

船以外でも旅をし、

訪れた国の数は40ヶ国を超え、

周った都市の数は100を超えました。

 

 

 

今までは不定期でFC2ブログで「I AM MITS」

palpation.blog.fc2.com

というタイトルでブログを綴っていましたしたが、

いろいろと思うところがあり、

今回の記事から、はてなブログへ船のことを投稿して行きます。

 

過去記事にも船の事や自分の考え方などを書いてきたので興味があるひとは、

ブログ「I AM MITS」の方ものぞいてみてください。

 

そちらのブログでは引き続き船以外の事を書いていく予定です。

 

 

 

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